保育業界に特化した調査・研究を行う機関「保育士バンク!総研」を運営する株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、当社が展開する保育士・幼稚園教諭向け転職支援サービス「保育士バンク!」の利用実績をもとに、保育士の就職活動の実態調査を実施いたしました。この度、調査結果をまとめましたので、概要をお知らせします。保育士の就職活動 実態月次調査(2022年12月)~ 3つのポイント ~1. 保育士就職・転職市場において、有料職業紹介を利用している求職者数と求人数の推移を計測。12月は、新規求職者は減少(東京23区においては計測上、最も低い値)し、新規求人数は増加するといった先月(11月)と同傾向にある。2. 雇用形態別で見ると2022年10月~12月は先月に比べ大きな変動はないが、求人においては正規雇用である正社員の募集が増加するなか、対求職者においては非正規雇用である契約社員・パートで働きたいという比率(※トータルで算出した場合)が増加している。3. 採用タイミングについては、次年度採用の比率が60%を超え、全国にある保育施設の多くが「すぐの採用」ではなく、次年度の人材確保に向けた採用活動にシフトチェンジしている。ポイント1:保育士の新規求職者数と新規求人数のトレンド*2021年10月を100とする保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの求職者数と保育園・幼稚園等の求人数の新規登録数実績を、時系列で算出。ポイント2:雇用形態の希望と募集状況*2022年10〜12月保育士バンク!の利用実績をもとに、直近3か月の保育士求職者の希望と園の募集要件で、正社員・契約社員・パートの雇用形態の割合を算出、 前期間と比較。ポイント3:採用タイミング*2022年12月保育士バンク!の利用実績をもとに、当月の園の募集要件で、入職する タイミングが「いますぐ」なのか「次年度開始時」なのかの割合を算出、 前月と比較。保育士バンク!総研は、月次で保育士の労働市場についての動向を発信してまいります。※本調査を引用いただく際は、出所として「保育士バンク!総研」と明記してください。※報告書内の数値は、小数点以下第二位を四捨五入―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【調査概要】調査方法:保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの保育士の求職者数と保育園・幼稚園等の新規登録数実績を分析調査期間:2021年10月~2022年12月対象者:保育士バンク!利用者※保育士バンク!にご登録いただいている全国の施設、求職者のデータをもとに統計化したデータで集計実施主体:株式会社ネクストビート 保育士バンク!総研―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――記事をPDFでダウンロードする >