保育業界に特化した調査・研究を行う機関「保育士バンク!総研」を運営する株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、当社が展開する保育士・幼稚園教諭向け転職支援サービス「保育士バンク!」の利用実績をもとに、保育士の就職活動の実態調査を実施いたしました。この度、調査結果をまとめましたので、概要をお知らせします。保育士の就職活動 実態月次調査(2022年10月)~ 3つのポイント ~1. 保育士就職・転職市場において、有料職業紹介を利用している求職者数と求人数の推移を計測。9月に比べると新規求職者数は全国、東京23区ともにやや減少傾向にある。その一方で新規求人数には全国、東京23区いずれも大きな動きはない。保育園の新規開園の減少なども1つの要因となって、人材の流動性が徐々に低下傾向にある可能性がある。法人は人材採用の強化に加えて現行の保育士が長く働くための取り組みが必要になると考えられる。2. 雇用形態別で見ると2022年8〜10月では保育士の求職希望はパートの比率が上昇しているものの、園の求人で は引き続き正社員の比率が上昇。前回に比べると保育士側と園側とでややギャップが生じる状況となっている。3. 採用タイミングは、前月から引き続き次年度採用の比率が上昇。次年度の体制整備に向けて半数近くが次年度に向けた採用になっている。ポイント1:保育士の新規求職者数と新規求人数のトレンド*2021年10月を100とする保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの求職者数と保育園・幼稚園等の求人数の新規登録数実績を、時系列で算出。ポイント2:雇用形態の希望と募集状況*2022年8〜10月保育士バンク!の利用実績をもとに、直近3か月の保育士求職者の希望と園の募集要件で、正社員・契約社員・パートの雇用形態の割合を算出、 前期間と比較。ポイント3:採用タイミング*2022年10月保育士バンク!の利用実績をもとに、当月の園の募集要件で、入職する タイミングが「いますぐ」なのか「次年度開始時」なのかの割合を算出、 前月と比較。保育士バンク!総研は、月次で保育士の労働市場についての動向を発信してまいります。※本調査を引用いただく際は、出所として「保育士バンク!総研」と明記してください。※報告書内の数値は、小数点以下第二位を四捨五入―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【調査概要】調査方法:保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの保育士の求職者数と保育園・幼稚園等の新規登録数実績を分析調査期間:2021年10月~2022年9月対象者:保育士バンク!利用者※保育士バンク!にご登録いただいている全国の施設、求職者のデータをもとに統計化したデータで集計実施主体:株式会社ネクストビート 保育士バンク!総研―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――記事をPDFでダウンロードする >